「3年生インタビュー企画」機械科 編!

宍戸 計太 (機械科 信夫中学校)
進路先:㈱トヨタ自動車

栁沼  憧 (機械科 清水中学校)
進路先:東北学院大学 機械知能工学科

Q 卒業を間近に控えて率直なお気持ちを教えて下さい!

宍戸:就職先が愛知県ということで、一人で見知らぬ土地に行くことに           るので、少し不安ですね。でも、トヨタ(愛知県)に行きたいと言ったら、親も「頑張れ!」と応援していてくれるので、しっかりやらないと!と思っています。

栁沼:自分は教師になるという夢を持っていて、その夢を実現すべく、様々な機械に関する知識蓄えつつ、キャンパスライフを送りたいと考えています。

Q 栁沼君はいつから先生になりたいと?

栁沼:高校からですね。きっかけは中学生までは機械とか全然分からないじゃないですか。でも高校に入って、機械を教えている聖光の先生の姿を見て、憧れを持ったんですね。聖光の先生の機械の知識の凄さはもちろんですけど、何も分からない自分たちに対してとても分かりやすく、寄り添って教えていただいたんですね。それで自分もこういった存在になりたいと。

Q 宍戸君は最初から就職を?

宍戸:自分は小学校からサッカーを続けてきて、聖光はプリンスリーグに所属していましたし、聖光のサッカー部は技術だけじゃなくて、人間力の向上をコンセプトにしていて、サッカーをやりながら、人間性も大切にしているところが魅力でした。

 でも、実際入ってみると、周りのレベルも当然高いですし、なかなか試合に出ることは出来なかった。最初は大学でもサッカーを続けたいっていう意志もあったんですが、現実的には少し厳しいかな、と。それで就職に切り替えたんですね。

 今振り返ると、自分では高校3年間、精一杯努力してきたつもりでしたけど、結果的には足りなかったな、と思うんですね。就職したらもっともっと分からなかったりすることもあると思うんです。だから、後で後悔しないためにも、就職したら努力を怠らずに仕事をすることが大切だと今は考えていますね。

Q 栁沼君が聖光に入学するきっかけは?

栁沼:自分は中学校の時ハンドボール部だったんで、聖光か工業系の公立高校にしたいと思っていたんです。でも聖光にマイスター特待で合格したので、文武両道という意味も含めて、聖光に決めました。

Q マイスターは資格に関する特待です。部活との両立は大変ではなかったですか?

栁沼:1年生の時から、授業が終わってからの補講が結構あって大変でしたね。正直、部活も目一杯やりたい気持ちもあったんですが、そこの気持ちのバランスは難しかったです。

 でも、その資格の指導が凄く良くて、受験した資格はほとんど合格するんですよ。この合格した瞬間はとにかく嬉しい、というか達成感があるんですね。それがあるから頑張れたというのはありますね。部活は土日がメイン。もうちょっと部活もやりたかったというのは正直ありますけど。でも、後悔は全くありませんね。

Q 資格はいくつ位とったの?

栁沼:15個くらいですかね。特に第2種電気工事士の資格をとるのは大変でした。筆記が難しいのはもちろんですけど、技能試験も配線ひとつ間違えたり、時間オーバーしたら終わりなんですね。でも受かった時は、その分嬉しかったですね。

Q 宍戸君は就職試験に向けてどんな努力を

宍戸:まずSPIに取り組みました。2年の冬場くらいですね。この時にはトヨタに行きたいって思っていましたし、大手なので早めに取り掛からないと!とは思っていましたね。当時は部活も真っ盛り。練習でなかなか就職のための勉強はできないので、電車通のメリットを生かして、電車の待ち時間などで少しずつ積み重ねました。

Q その意識の高さが大手のトヨタ合格に繋がったんですね。

宍戸:そうですね。もともとやり始めたら、最後までやりきらないと気が済まないタイプなので(笑) でも、今こうやって合格してみると、早目にやって良かったですよ。進路指導室にも通いましたし。そうするといろいろな情報が得られるんですよね。トヨタに行きたいなら、こっちのSPIをやった方がいいよって。そういうアドバイスを貰いながら出来たのは大きかったですね。

Q 聖光の機械科の雰囲気は?

栁沼:オン・オフがしっかりしている。授業はスイッチが入るんですね。でも休み時間は切れる(笑)。 でも運動部の生徒も多くて、特に体育の授業はもう「勝負」ですよ。勝ち負けに凄くこだわる(笑)。エネルギーがあって、明るくて、とても楽しかったですね。

宍戸:そうそう、第1校舎の中では1番元気なクラス!オン・オフはしっかりしているんですが、たまに「オフ」の時に「オン」になっちゃう時もある。その時はホント面白くて。縛られている感は全くないですね。あと、優しいやつが多いんですよね。柳沼君も言いましたけど、体育の授業ではみんながカバーしあえるんですよ。それが僕たちのクラスの魅力ですね。

Q 楽しそうですね!では中学生にメッセージをお願いします!

宍戸:聖光は部活もとても盛んですし、全国を目指すには最適ですね!また、工業科は工業の知識、技術はもちろんですが、資格もいっぱいとれます。将来いつかは就職するわけで、自分もサッカー部に所属しながら6つほどの資格をとりましたし、将来絶対役に立ちますよね。あと、県外を含めていろいろな人が集まるのも魅力ですね。いろいろな価値観に触れられますからね。みんないい奴ですよ!聖光学院は勉強やるにも、部活をやるにもいい環境だと思いますね。

栁沼:聖光学院には工業系、普通系がありますが、来年からはスポーツ系もできるじゃないですか?いろいろなことができる、というか、自分の目指すべきことにしっかり取り組めるというのが魅力だと思うんですね。中学校の時は部活の学校、というイメージでしたが、入ってみたら当たり前ですけど勉強もしっかりできます。僕は聖光学院の雰囲気はとても好きでしたね。ですから、中学生の皆さんも、ぜひ聖光を選んで欲しいと思います!

宍戸君、栁沼君、インタビューを受けてくれてありがとうございます。二人の話を聞いて、充実した3年間の送ってくれたんだな、となんだか嬉しくなりました!それぞれの進路先でさらに成長してくれることを楽しみにしています!