本校女子バレー部が11月22日から23日に福島トヨタクラウンアリーナにて開催されていた「第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会福島県代表決定戦兼第51回FTV杯争奪福島県高等学校バレーボール選手権大会」において準優勝という成績を収めました!
悲願の優勝とはなりませんでしたが、2年連続の決勝進出。今年度は苦しい1年であっただけに選手一人一人が持っている力を全て出し切れた試合だったのではないでしょうか。
初戦の田村高校戦では、緊張からか固さが見られる試合内容でした。
3年生最後の大会。今年度は下級生主体のチーム構成。様々なプレッシャーが選手たちを襲っていたと思います。
しかし、徐々に固さもなくなり、レシーブから攻撃に繋げ、テンポよくバレーがすることができ、ストレート勝利。
続く、準決勝は福島成蹊高校。
県新人、インターハイ予選、県総体と準優勝しているチームです。
昨年度も準決勝で対戦をしている相手であります。
1セット目は自分たちのミスが続き、相手の攻撃、守備を攻略できず、終始、成蹊リードで先取されました。
続く、2セット目はお互いが一歩も譲らない展開。
追いつこうと攻め寄るも点差が埋まらないまま20-23。
もうダメかと思った瞬間に2年生 石田のスパイクが決まり、3年生 窪田のスパイク、ブロックが炸裂!4連続得点!
24-23と怒涛の追い上げを見せます。
しかし、24-24、25-24、25-25とお互いが譲らない。
相手のサーブミスで26-25。この隙を逃さず、サーブで崩し、最後は1年生 佐野のブロックポイントで2セット目を奪取!
タフな試合をものにして、一気に流れは聖光か?
しかし、そう甘くはありません。
お互いが一歩も譲らない展開で、試合はまたデュース。
23-24で先にマッチポイントを取られます。
しかし、粘りのレシーブでボールを落とさず、どんなスパイクも拾いました。
3年生 佐藤のスーパーレシーブを皮切りに怒涛の連続得点!
最後は2年生エースの石田のスパイクが決まり、28-26で激戦を制しました。
聖光バレー史上、類を見ない熱い戦い。
1年間思うようにいかなかった3年生の苦労や努力が身を結んだ瞬間。
去年の先輩たちが勝った時は今年のチームは誰もコートには立っていませんでした。
最後は先輩としての背中を見せてくれました。
翌日は決勝戦。
2年連続の決勝進出は初。
昨年の先輩たちの雪辱を果たすべく、今年の代が立ち向かう相手は郡山女子大学附属高校。今年は東北優勝、国体ベスト8など好成績を収めている代。
相手にとって不足なし!
自分たちのできることを思いっきりやるだけ。
思いの外、選手たちはリラックスした様子で、ほどよい緊張感を持ち、昨日の熱戦を経験したことで成長したのか、いい表情。
大応援団も到着し、いよいよ決勝戦が始まりました。
相手の高さあるスパイク、ブロックに圧倒されるかと思いきや、堂々としたプレーで一進一退の攻防が繰り広げられました。
相手の速攻バレーをブロックし、粘り強いレシーブから強烈なスパイクを放ち、練習してきたことを十分に発揮!
気がつけば24−22とセットポイントを取るまでに郡山を苦しめました。
しかし、そこで痛恨のサーブミスで、24-23。
相手のサーブがネットイン。24-24。
簡単にはセットを取らせてくれません。
そこから、昨日同様の激戦。
気がつけばスコアは30-30。
その間、セットポイントを取るも、相手も譲らない。
最後は相手のブロード攻撃が炸裂し、30-32で1セット目を奪われました。
続く2セット目、3セット目もセットを取ることができず、敗退。
昨年に続く準優勝という結果でした。
今年はノーシードからの決勝進出。
たくさんの悔しさをバネに成長した代だったと思います。
また、新たな代へバトンを渡し、後輩たちは先輩たちの思いをしっかりと受け取って前に進んで欲しいと思います!
今大会もたくさんの方々が応援に駆けつけていただき、ありがとうございました。
今後とも、応援の方よろしくお願い致します。
<結果>
1回戦 聖光 2(25-16・25-23)0 田村
準決勝 聖光 2(21-25・27-25・28-26)1福島成蹊
決 勝 聖光 0(30-32・12-25・11-25)3郡女大附
以上の結果より、準優勝