11月14日(木)に伊達市霊山町にある「特別養護老人ホーム 孝の郷」の氏家様、羽染様にお越しいただき、福祉特別講座を開催しました。
氏家様には「会話を通して、相手の考えていることを理解する」をテーマにコミュニケーションを活用し相手から言葉を引き出す方法に着目して授業を行っていただきました。コミュニケーションは人と人との相互理解をする際に使われるものであることを教えていただきました。また、言葉と言葉以外の言語・非言語の表現によって相手に伝わる情報の正確性が関わることを感じました。グループワーク内での「NGワードゲーム」では、それぞれのNGワードを相手から発言させるように誘導するコミュニケーション方法を体感出来ました。コミュニケーションをとる際に気持ちは欠かせない要素で、それを汲みっとってコミュニケーションをはかることが重要であると学びました。
羽染様には、「車椅子の仕組み」をテーマに授業を行っていただきました。車椅子の乗車・操作についてはこれまでの授業にて学習しましたが、車椅子の細かい仕組みについて新たに学ぶことが出来ました。車椅子の細部について知ることによって、車椅子の役割の奥深さを感じました。また、自走式での車椅子では小さな段差を越えるようとすると前輪が引っかかってしまい、中々前進することが出来ないことを体験しました。日常において何気なく越えている小さな段差が、車椅子では越えることが難しいという新たな発見がありました。
今回、お忙しい中、福祉特別講座を行っていただきました氏家様、羽染様に心より御礼申し上げます。