10月9日(水)に伊達市霊山町にある『特別養護老人ホーム 孝の郷』の氏家様、羽染様にお越しいただき、3年生福祉探究コースを対象に福祉特別講座を開催しました。
氏家様には「報・連・相の大事さ」をテーマに授業を行っていただきました。報告・連絡・相談はコミュニケーションを行う上で不可欠な要素です。しかし、言葉の伝え方によっては自分では伝えているつもりでも実は伝えたい内容が相手に伝わっていないという事象があることを教えていただきました。実践の時間では9マスに指定された図形を描くというゲームを行い、言葉のみで指示を聞き、行動に移す難しさを感じとることが出来ました。で相手が理解しやすい言葉・伝える際の内容の明確さ・話を伝える道筋に重点を置くことの大切さを学びました。
羽染様には「危険を察知することの重要性」をテーマに授業を行っていただきました。介護の現場や身近な道路のイラストにおいて危険な箇所を発見する学びを行いました。何気なく置かれている物が、位置によっては安全か危険かに分かれてしまい、生命に関わる場合も生じてしまうことを教えていただきました。また、危険を回避する為に先に起こり得る事象を判断する能力を日常生活から意識することによって、危機回避能力の向上に繋がることを学びました。