野球部「2021 春」決勝戦は打線爆発で3年ぶり11度目の優勝!

本日第73回春季東北地区高等学校野球福島県大会の決勝戦が、あいづ球場で開催され、学法石川高校と対戦しました。

聖光学院は初回、先頭の皆川雅己君が投手の失策で出塁すると、2番伊藤康生君が強硬策の期待に応えてライト線の二塁打でチャンスを拡大すると、3番坂本寅泰君がレフトスタンドへスリーランホームランを放って3点を先制します。

3回にも4番栗城大河君がライトスタンドへソロホームランを放ち、その後も1点を追加すると相手主戦を早々とノックアウト。昨日の貧打が嘘のように、長打攻勢で得点を重ねます。

一方聖光学院のスターターは公式戦初先発の中拓翔君。中君は3回まで被安打1と見事な投球を披露。学法石川打線を翻弄します。

聖光打線は4回には、相手2番手投手から無死満塁のチャンスを作ると、ここから5本の長短打を絡めて7得点。何と4回までで12得点を奪う猛攻。一気に学法石川高校を突き放します。

しかし、中君が4回、5回と捕まり、5点を献上すると、2番手の今大会初登板の松本錬君を投入。松本君も6回に1点を失うと、すかさず7回から2年生の佐山未來君をマウンドに上げます。佐山君も交代直後にソロホームランを浴びますが、その後は落ち着いた投球で嫌な流れを止めると、打線も9回にそれに呼応するかのようにダメ押し点を挙げて、結局13対7で学法石川を退けました。

聖光学院はこれで3年ぶり11回目の優勝となり、昨秋の敗戦から這い上がって、県のチャンピオンに返り咲きました。

中君、松本君と経験の浅い投手を登板させ、今大会不調の打線も決勝戦で大爆発するなど、課題と収穫が混在した今大会。夏に向けて非常に大きな経験値となりました。

野球部の皆さん、優勝おめでとうございます!

皆様、ご声援ありがとうございました!