本日阪神甲子園球場で行われた第104回全国高等学校野球選手権大会の準々決勝は、熊本代表の九州学院と対戦し、10対5で勝利して、見事初のベスト4進出となりました！

聖光学院は初回、先発の佐山未來君が3番打者にセンター前ヒットを放たれて1点を失います。しかしその裏、聖光打線が猛攻を仕掛けます。先頭の赤堀颯君が4試合連続の先頭打者安打で出塁すると、2番髙中一樹君のバントが内野安打となって無死一・二塁とすると、3番安田淳平君がきっちり送り、二・三塁とチャンスを広げます。ここで4番三好元気君がインコースのストレートをジャストミートすると、これがレフト線の二塁打となって逆転に成功します。さらに山浅龍之介君が死球で出塁し、6番狩野泰輝君のセーフティバントが決まって満塁とすると、7番伊藤遥喜君がセンターへの犠牲フライで1点を加点、続く生田目陽君が詰まりながらセンター前へ持っていきさらに1点、そして赤堀君の時にワイルドピッチがあってこの回一挙5点を奪います。

佐山君が2回から4回までの3イニングを三者凡退に抑えてリズムを作ると、4回裏一死二塁から髙中君のライト前ヒットで一・三塁とすると、3番安田君がライト前タイムリーで1点、続く三好君が左中間を深々と破る2点タイムリー二塁打を放って2点を加え、さらに山浅君が一・二塁間を破ってこの回も4点を挙げるビッグイニングを作ります。

4回を終わって9対1と最高の展開となりますが、5回表佐山君が九州学院に4本のヒットを集められ、3点を献上して9対4となります。

しかし聖光打線は7回にも安田君のバントヒットを皮切りに1点を挙げ、九州学院に傾きかけた流れを引き戻します。7回に本塁打で1点を失いますが、佐山君は10本のヒットを放たれながらも粘り強く立ち向かい、四球はわずか1個と今日も持ち前の制球力を発揮。最終回も三者凡退に抑えて、見事な完投勝利。

聖光学院これで甲子園で初のベスト４入りを果たし、ついに、ついに準決勝進出となりました。

準決勝は２０日に同じ東北勢の仙台育英高校と対戦します。皆様、ご声援よろしくお願い致します。