野球部「2022 夏」甲子園日記 8月4日

甲子園日記 8月4日

 

大会4日目第2試合、対 日大三高。先日「ご縁」の話しをさせて頂きましたが、赤堀颯主将が引き当てたのは、「死のブロック」と評される強豪揃いのゾーンとなりました。「縁」の話しを続ければ、日大三高の寒川忠主将は赤堀の中学時代のチームメイト。しかも、寒川君が主将、赤堀が副主将でチームを牽引した間柄。こんなこともあるんですね。お互い地元を離れ、強豪校で主将となり、それぞれ苦心しながらチームを作り甲子園で再会する。赤堀も「感性あふれる熱い男」ですが、日大三の寒川主将も優勝インタビューで号泣している姿をみると、きっと情熱あふれる素晴らしい主将であることが想像できますね。高校野球の「聖地」でお互いの3年間をぶつけ合って欲しい、そう思います。

日大三高とは10年前、やはり初戦で戦ったことがあります。その時も「大会第4日目第2試合」でした。これも何かの「縁」なのでしょう。抽選会で赤堀が日大三高との対戦を引き当てると、会場からは大きなどよめきが起こりました。日大三高はもちろん言わずと知れた強豪校ですが、「屈指の好カード」と言われるくらいウチも「成長」したということです。

 

選手たちは、初戦から名門校との対戦を想定していたのか、日大三高との対戦決定に一切の動揺はないようです。今日(4日)の午前中には相手の研究も開始。打線の力強さはもちろんですが、主戦左腕は140km/h近い切れのある直球に、カーブ、スライダー、チェンジアップと変化球も多彩。しかもどの球種でもストライクがとれる好投手です。1点を争う展開に持ち込むためにも、まずは投手陣を含めた自チームのコンディショニングをいかに上げていくかがポイント。今日の練習もシートバッティングに終始しました。

 

明日は開会式のリハーサルです。春は開会式もなくいきなり試合でしたから、甲子園の迫力に圧倒されてしまうのでは?と心配しました。しかし今回はリハーサルでも試合の前に球場の中に入れるのはありがたいです。明日は甲子園の雰囲気を肌で感じ、満喫しながら甲子園の土を踏みしめてほしいですね。