本日山形県野球場で開催された第75回秋季東北地区高等学校野球大会の2回戦は、宮城県第3代表の利府高校と対戦し、9対6で逆転勝ちをおさめました。
聖光学院の先発は星名竜真君。星名君は初回二死から連続ヒットでピンチを迎えますが、ここを何とかしのぐと、その裏髙中一樹君がセンター前ヒットで出塁しますが、無得点となります。何とか調子をあげたい星名くんでしたが、2回に一死一・三塁から9番打者に犠牲フライを放たれ先制を許します。
しかし聖光打線は3回に一死満塁のチャンスを作ると、4番杉山由朗君が一・二塁破る逆転のタイムリーヒットを放ち、二者がかえります。
味方の援護に応えたい星名くんでしたが、今日はボールが悉く甘く入り、利府打線に痛打を浴びます。4回表には先頭打者に四球を出すと、一死後9番、1番打者に連打を浴びてあっさり同点に追いつかれると、続く2番打者のファーストゴロを今日先発の久保峻奨君が痛恨のエラー。2点タイムリーエラーとなって逆転を許し、二死から4番打者にこれもタイムリーを放たれてさらに1点を奪われ、試合は2対5となります。
5回終了時に3点のビハインド。その点数のとられ方も四球に失策絡みと何とも展開の悪い試合。経験の浅い新チームがどこまで挽回できるかが試合のキーポイントとなります。
しかし6回裏、聖光打線が火を吹きます。一死から途中からマウンドにあがる安斎叶悟君がライト前ヒットで出塁し、ワイルドピッチて二進すると、9番西本颯汰君のセーフティバントが相手のエラーを誘ってまず1点。その後二死一・三塁として3番三好元気君が見事に一・二塁間を破るタイムリーを放って1点差。さらに杉山君がヒットで満塁とすると、迎えるは勝負強い片山孝君。片山くんはフルカウントからレフトオーバーの大三塁打!これが走者一掃となり、聖光学院は再逆転を果たします。
こうなると注目はエース星名君のあとを受けた安齋君のピッチングです。安齋君は切れの良いストレートを軸に緩急をつけて利府打線をしっかりコントロール。5回1/3を投げて被安打2、奪三振5、1四球で1失点と好投。
結局17安打を放った聖光学院が利府高校に打ち勝ってベスト8進出を決めました。
準々決勝は今日弘前東を集中打で破った由利高校と13日に対戦します。
皆様、ご声援宜しくお願い致します!