野球部「2022 秋」東北大会準々決勝は延長制しサヨナラ勝利!

本日第75回秋季東北地区高等学校野球大会準々決勝は、秋田県第2代表の由利高校と対戦し、延長11回3対2でサヨナラ勝利をおさめて準決勝進出を決めました。

聖光学院の先発は、三好元気君。公式戦初先発のマウンドとなります。その三好君は由利打線を三者凡退に抑えて最高のスタート。その裏先頭の髙中一樹君が四球を選びチャンスを作りますが、後続が断たれて無得点に終わります。

先発の三好君は2回、3回とピンチを作りながらも無得点に抑え、打線の援護を待ちます。しかし、聖光打線は相手主戦の関投手に完璧に抑えられる内容。苦しい試合を予感させる試合展開になります。

聖光ベンチは4回から継投に入ります。4回から星名竜真君を投入すると、星名君が4回・5回と連続三者凡退に抑えると、5回裏に一死から松尾学武君がレフト前ヒットで出塁し、7番宮一柊之介君が右中間を破る二塁打を放ち二・三塁の大チャンス!しかし、続く星名君が三振、西本颯汰君がショートフライに打ち取られ、絶好チャンスを生かせません。

すると6回表、一死三塁のピンチから3番打者にライト前ヒットを放たれて1点を失うと、二死から5番打者にセンターオーバーの三塁打を打たれ、2点目を献上します。

一気に劣勢の空気に追い込まれる聖光学院。その後も関投手に完全に打ちとられ、7回までわずか3安打。8回裏も、先頭の代打鈴木博斗君がセンター前ヒットを放ちますが、1番髙中君の芯で捉えた打球がセカンド正面を突き、まさかのダブルプレー。

しかし、2番の緑川竣風君が三遊間をしぶとく破り、3番三好元気君がライト線を破って二死ながら二・三塁。ここで迎えるは4番杉山由朗君。杉山君はアウトコースのボールに食らいつき、打球はセンター前へ!二者が生還して、8回裏に同点に追いつきます!

試合をふりだしに戻した聖光学院は8回から安齋叶悟君を投入しており、安齋君は勢いのある投球で由利打線を翻弄!延長戦に入ると10回裏には一死満塁のチャンスを生かせませんが、11回裏にも一死満塁のチャンスを作ります。ここで、迎えるのは2番緑川君。緑川君は初球ボールの2球目にベンチから託されたスクイズのサインを見事に決めて、サヨナラ勝ちとなりました!

苦しい苦しい展開に、土壇場で追いつき逆転勝ちした聖光学院。これで2年連続のベスト4進出となりました!

準決勝は明日、山形県野球場で宮城県第1位の東北高校と対戦します。皆様、ご声援よろしくお願い致します!