本日いわきグリーンスタジアムで開催された第75回秋季東北地区高等学校野球福島県大会の準決勝は、夏の決勝戦で激闘を戦った学法石川高校と対戦し、7対3で勝利をおさめ、3年連続で決勝進出、そして東北大会出場を決めました。

聖光学院は先発の高野結羽君が三者凡退で初回を抑えると、その裏ここまで絶不調の竹田一遥君がレフトオーバーの二塁打で出塁、すると一死後3番菊地政善君がセンター前へタイムリーヒットを放ち先制します。続く今日4番の木村秀明君はレフト前ヒットを放ちチャンスを拡大、5番沼田倖汰君が一・二塁間を破り満塁となると、6番佐藤羅天君がしぶとくセンター前に落として1点を追加、なおも二死満塁から8番高野君がレフト前へ2点タイムリーを放ってこの回一挙4点を挙げます。

2回にも菊地君のタイムリーと沼田君の内野ゴロの間の得点と2点を追加、3回にも今日スタメンの萩原大幹君のヒットを足掛かりに、竹田君のタイムリーでさらに1点と、序盤で7点のリードを奪う見事な先制攻撃となります。

しかし学法石川も4回に相手4番打者のセンターオーバーの二塁打で2点、5日に無死二・三塁のチャンスから内野ゴロで1点を加え、3点を返して聖光学院の一方的な試合にさせません。

学法石川は次々に投手を繰り出す必死の継投。小刻みな継投の前に聖光打線は4回以降はわずか1安打と沈黙。試合の流れは徐々に学法石川に傾いたかに見えました。しかし、エースの高野君は6回以降ギアチェンジ。回を重ねるごとに直球・変化球共に切れが増し、終わってみれば攻撃力の高い学法石川打線を被安打8、与四球2、11奪三振とまさにエースの投球。

これでチームは3年連続決勝進出、そして東北大会出場を決めました。明日の決勝戦は、同じくいわきグリーンスタジアムで東日大昌平高校と光南高校の勝者と対戦します。皆様ご声援よろしくお願い致します！