本日県営あづま球場で開催された第106回全国高等学校野球選手権福島大会の決勝戦が開催され、学法石川高校を4対1で破り、見事3年連続19回目の優勝を飾りました!
先攻となった聖光学院は初回、先頭の竹田一遥君が四球を選ぶと、2番佐山瑞來君が送りバントを決め、迎えるは今大会無類の勝負強さを発揮する3番菊地政善君。菊地君はここで期待通りに右中間へタイムリーヒットを放ち、理想的な形で先制点を挙げます。さらに二死後5番志田隆之助君がレフト前ヒットを放って繋ぐと、6番の萩原大幹君が四球を選び満塁のチャンス。
ここで7番佐藤羅天君が学法石川高校先発の佐藤翼君から押し出しの四球を選んで1点を追加、さらに8番青柳羽瑠君が放ったセカンド後方に2点タイムリーを放ってこの回4点を先制します。
一方聖光学院の先発はエース高野結羽君。今日の高野君はまさに絶好調。4点の援護を背に、初回からゆったりとしたフォームから140km/h台のストレートと多彩な変化球で学法石川高校打線を翻弄。5回一死まで完全投球をみせて主導権を渡さないまさにエースの投球。7回こそ相手4番打者に左中間に長打を放たれて1点を失いますが、常にストライク先行で打たせてとるピッチングに徹します。
打線は2回以降チャンスを作るもののタイムリーが出ず、追加点が奪えませんが、堅守で高野君を支えます。
そして迎えた9回裏、高野君は一切隙を見せず、1番から始まる学法石川の攻撃をわずか4球で仕留めてゲームセット。投球数なんと88球、奪三振は4個ながら被安打は2本とほぼ完璧な投球を披露し、チームを3年連続の甲子園に導きました。
高野君と古宇田烈君の2枚看板を中心に堅守と犠打を絡めた堅実な野球が今年のチームの特徴。また去年とは違うチームカラーで甲子園での戦いに挑みます。
今大会での皆様の温かいご支援とご声援、本当にありがとうございました。甲子園大会に向けて、引き続き宜しくお願い致します!