野球部「2024 夏」準決勝は磐城高校に勝利して3年連続決勝進出!

本日県営あづま球場で開催された第106回全国高等学校野球選手権福島大会の準決勝は、磐城高校と対戦して10対5で勝利して3年連続の決勝進出を決めました。

聖光学院の先発は準々決勝に続いて高野結羽君。制球に苦しんだ前回の登板からどれくらい修正できるかが注目されました。

1回表聖光学院は先頭の竹田一遥君が四球を選ぶと、佐山瑞來君がしっかりと送り、3番菊地政善君の初球に竹田君が三盗を決め、菊地君が犠牲フライを放って理想的な攻めで1点を挙げます。

3回にも菊地君の二塁打と志田隆之助君のスクイズで2点を追加した聖光学院は試合の主導権を握ります。

一方先発の高野君は、前回の登板からは一転して素晴らしい投球。3回まで無安打投球。4回に初安打を右中間に放たれてこれがランニングホームランになって1点を失いますが、安定したピッチング。6回にも長打と犠牲フライで1点を奪われますが、6回を2失点にまとめて大役を果たします。

6回にも佐山瑞來君のライトオーバーの三塁打、菊地君の左中間への二塁打と長打攻勢、木村秀明君の犠牲フライなどで4点を追加し、一方的な展開となるかにみえました。

しかし試合は8回に一気に暗雲が立ち込めます。7回からマウンドにあがっていた色川裕君が、先頭打者からまさかの連続四球。球場のボルテージは一気にあがり、代わった古宇田烈君も3番打者にレフト前ヒットを放たれて1失点。さらに一死後5番打者に右中間を破られてさらに2失点。試合は7対5と終盤にきてもつれる展開となりました。なおも一死三塁のピンチでしたが、古宇田君が踏ん張ります。6番打者をセンターフライに打ち取り、続く7番打者には左中間への大飛球。これをセンター萩原大幹君とレフトの谷脇璃玖君が交錯しながらも最後は谷脇君がこれを好捕。大ピンチを凌ぎます。

何とか突き放したい聖光学院は9回表、先頭の佐藤羅天君がレフト前ヒットを放つと、先程ファインプレーをみせた谷脇君がセーフティバントを決めてチャンスを広げ、その後一死満塁から2番佐山君が見事なスクイズを決めると、3番菊地君が三塁線を破って2点を追加してこの回3点を奪い、粘る磐城を振り切ります。

最後は古宇田君が磐城打線を封じ、10対5で勝利しました。

明日の決勝戦は、同じく県営あづま球場で、昨年と同じ顔合わせとなった学法石川高校と対戦します。皆様、ご声援宜しくお願い致します!