春は輝かしいスタートの季節であるのと同時に別れの季節です。今日離任式が行われ、離任される先生方からご挨拶を頂きました。ただ、定年を迎えられた先生には今後も聖光学院の教壇に立っていただきます!これからもよろしくお願い致します!
斎藤智也副校長
「37年前にこの場で着任の挨拶をしたのが懐かしい。高校3年の時に大学受験を失敗し、浪人した年にも大学受験も失敗。大学4年の時に公立の教員採用試験を受けたらこれも失敗。失敗だらけの人生だったけど、今思えば最高の人生になった。失敗したのになんでこんなに楽しいのか。でも、ある時与えられた環境で頑張らないと、不平不満ばっかり言っているとつまらない人生になるなって本当に気づいてから、自分の力不足を反省して与えられた環境で頑張ろう!って思ったら、凄く楽しい人生になった。いい教え子に恵まれて、いい先生方に囲まれて、野球の指導もできて。
だから失敗したことによって、自分の人生が凄く良くなったって実感している。人間やっぱり生き甲斐がなければだめ。いつまで頑張れるかは分からないけど、またこれからもみんなと一緒に勉強を重ねていきたい」
熊谷信一先生
「30年間の思い出は語りつくせないものがあるが、2年前情報電子科の担任をした時のコロナ禍。様々な行事が制約され、沖縄の修学旅行も中止。凄くがっかりした中で、茨城県への修学旅行ができたことが凄く思い出になりました。また、やはりあの2011年3月11日の東日本大震災。私にとっても教育生活の中で大きな経験でした。私は図書館で10分近く揺れを体験した。校舎の壁には無数の亀裂が入り、1週間近く校舎にも入れなかった。これも大きな思い出です。
32年間の中で、工業科の資格指導にも熱を入れた。特にジュニアマイスター制度が今年もかなりの生徒が受賞されているということで、今後も生徒の皆さんには頑張って頂きたい。
最後に今まで支えてくれた教職員、生徒の皆さんに感謝いたします。
鈴木公明先生
私は5年間聖光学院に勤めさせて頂いた。来年度からも皆さんと実りある生活を送っていきたいと思っている。よろしくお願いします。
佐久間順一先生
短い期間であったが、大変お世話になった。これまではずっと県立高校にいた。聖光学院ってどんなところかな、外からは見えるけど、中に入ってみて一つ言えるのは、1年生~3年生、あとは第2校舎のスポーツコースのみなさん、本当に皆元気にあふれているなと。これだけ元気があれば、全国大会でも活躍できるなっていくことがしみじみ実感しました。これまでの中で、一番活発で力強い高校生でした。
あとは毎日の授業をやっているうちに皆さんに親しくしていただいて、生徒さんにも仲良くして頂いて、毎日充実した生活を送ることができました。ありがとうございました。
※離任式にはご欠席されましたが、離任される笹木正好先生、鈴木恵子先生、トニー先生(ALT)、本当にありがとうございました!