東日本大震災から10年、14時46分には全教職員と登校している生徒が黙祷を捧げました。野球部でも練習を中断して黙祷。
10年前の今日、同じようにグランドで練習をしている最中、あの経験したことのない激しい揺れが襲いました。津波、原発事故、ライフラインの寸断、失われた多くの命。
私たちは、あの日を忘れてはなりません。そして、語り継いでいく義務があります。
新型コロナウィルスに翻弄される今だからこそ、教育現場にいる私たちが生徒に語る意義があるのです。
あの時の衝撃、苦しみ、悲しみ。
きっとそれは今を生きる高校生にとって、今を越える力になるのだと思います。
22000人を超える死者、そして今なお避難生活を続ける4万超の方々に、心よりご冥福とお見舞いを申し上げます。