現在、福祉コースの2年生は介護職員初任者研修を行っております。
130時間の講義では、様々な先生方(介護福祉士、理学療法士、看護師など)をお招きし、専門的な内容を詳しく学んでおります。
今回は、福島看護専門学校の副校長である大戸和子先生から高齢者の体についての講義をいただきました。
生徒達は、実際に高齢者の疑似体験を行うことにより、関節の可動範囲の狭さや不自由さを肌で体験することができたようです。
体験した生徒達からは、
「おばあちゃんの体ってこんなに大変なんだ」
とか、
「なんであんなに動くのが遅いんだろうってずっと思っていたけど、これは動きづらい。気持ちが凄くわかりました」
「高齢者の方の大変さがわかったので、今度は何か手助けしてあげたい」
と素直な声を聞くことができました。
介護の勉強をするうえで、介助の仕方や知識を学ぶことも大切ですが、相手の心や体のことを理解したうえで取り組むことが本当に大切なのだと感じることができました。
相手の気持ちを理解することで、また一回り成長させていただくことができた授業でありました。
いつもご指導いただける外部講師の先生方、本当にありがとうございます。