齊藤 恭悟 3年普通科福祉コース 安達中出身
就職先 育ちの会「輝」
Q 今日はよろしくお願いします!まず、就職について聞かせてください!
よろしくお願いします。僕は就職で、育ちの会「輝」というところに就職します。ここは、二本松市で児童発達支援・放課後等デイサービスをはじめとする障害児通所支援を行っているところです。実は中学校時代に卓球部に所属していたのですが、その友達で障害者がいて・・・。その時から将来は、そういった障害を持った子供たちのお世話をできるような仕事をしたいって思ったんですね。
Q その中で聖光学院を選んだのは?
やっぱり福祉ですね。そういう目標を持っていたので、福祉を学びたかったのが一番ですね。それと、僕の兄が聖光学院の卒業生で。陸上をやっていたのですが、その影響も少しはあると思います。
Q 3年間を振り返ってどうでしたか?
そうですね。正直苦しいこともいっぱいありましたね。僕は高校では陸上競技をやっていて、投てき種目でハンマー投げをやっていました。でも、高校2年生の後半に腰を痛めてしまって・・・。腰椎分離症でした。半年間はまともな練習ができなくて、そこは苦しかったですね。でも、根本寿実先生(教頭)などから励ましの言葉をもらって、乗り切ることができました。
Q どんな言葉をもらったのですか?
過去にも陸上部でケガをした選手がいて、その選手は1年生からずっとケガ続きだったらしいのですが、最終的にはインターハイにも出場したと。もしかしたら自分にも希望があるのかなって。
Q 結果はどうでしたか?
県大会では5位入賞で、東北大会にも行くことができました。出場を決めた時に、根本先生や顧問の平井先生や水戸先生とした握手は格別でしたね。
Q 学校生活について教えてください!
クラスは男子が少なくて、もう女子たちは元気いっぱい。楽しかったですけどちょっと大変だったかな(笑)。仲は良かったですけどね。必然的に男子といろいろと深い話しをするようになって、楽しかったですよ。福祉の勉強は難しい面もありましたけど、分かりやすく、楽しい授業だったので充実していましたね。でも聖光の福祉は今年から介護だけじゃないですか。それはちょっと羨ましいな、楽しそうだなって、感じますね。自分たちもやれればいいのになって。
Q 高校生活の思い出は?
一番は部活動での出会いですかね。顧問の先生方やチームメイト、他校の選手とか。それと、勝ったり負けたり、悔しい思いもしましたけど、今思えばそれ自体が楽しかったんじゃないかなって思いますね。
Q これからの目標を教えてください。
それはやっぱり、子供たちが安心して生活できるような環境を作りたいって思いますね。毎日楽しく、いろいろなことを教えられたらなって思います。
Q 齊藤君にとって聖光学院はどんな学校ですか?
勉強と部活動の両立がちゃんとできる学校ですね。先生方も分かりやすく、楽しい授業をやってくれるんで。僕にとってはすごくいい学校ですよ。僕には障害を持つ子供たちを支援したいっていう夢があって、それを叶えるために福祉コースに入って勉強してきました。そしてその夢がかなったわけで、聖光に来て良かったって思いますね。
Q 中学生にメッセージを!
楽しくて、文武両道ができますよって。もっとこうだったらいいのにって、本当に思わないんです。僕は充実した高校生活を送ることができましたから。これからも、自分の夢に向かって頑張りたいと思っています!
誠実に話しをしてくれた齊藤君。なかなか中学生の時から障害者支援の仕事に就きたいとは思わないものかも知れませんが、齊藤君は初志貫徹でその夢の一歩を踏み出します!卒業後もクラブチームで陸上は続けたいとのこと。仕事に、陸上に、これからも充実した日々を送ってくださいね!本当にありがとうございました!