7月7日(金)、2年普通科福祉コースの「探究」の授業において、「高齢者疑似体験」を行いました。本コースは学科再編後から介護のみならず、看護や保育、手話などの授業をとりいれていますが、介護も重要な福祉の要素であることには変わりはありません。
そういう意味でも本授業は毎年重要な役割を持つ要素が満載です!「相手の身になって考えよう!」は福祉の現場だけでなく、人間関係においても非常に重要な要素ですよね!?
この高齢者疑似体験セットを付けると、手足を上げたり曲げたりしにくくなります。そして目も白内障のようにかすみ、見えにくくなるんですね。そうした身体機能の低下を体感し、高齢者の心理状態を想像することができます。想像することで、高齢者を理解し、高齢者の気持ちを汲み取るための一助となるんですね。
さらに実際に自分が「高齢者」を体験してみると、介助される側、介助する側にも個人差があることに気づきます。疑似体験による高齢者・介護者の役割を通して、介護者として、自分なりのノウハウを見つけるきっかけとすることもできるんですね。
生徒も積極的に本授業に参加し、いろいろと感じるところがあったようです!「福祉の道」はまずは相手を知り、そして相手の立場に立つことからですね!